老人クラブ連合会について
老人クラブは、老人の知識及び経験を生かし、生きがいと健康づくりのための多様な社会活動を行うとともに、友愛活動を中心とする奉仕活動を通して地域社会の福祉に寄与し、明るい長寿社会の実現を目指すものです。この目的を達成するために、老人クラブ活動は単に会員間の活動にとどまらず、広く地域社会や行政、関係団体と連携した「地域に根差した組織」として、開かれた老人クラブづくりに努めるとともに、地域の老人クラブが集まって地区老人クラブ連合会を組織し、帯広市全体では帯広市老人クラブ連合会を組織しています。
概要
(1)生かそう!! | その貴重な体験を |
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(2)示そう!! | その豊かな心と力を |
(3)持とう!! | その活動に誇りを |
(4)遺そう!! | その長寿人生の生き方を |
帯広市老連の歩み
昭和 | 39. 8. 1 | 帯広市老人クラブ連合会結成、初代会長 田中俊一氏就任 |
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39.10.- | 帯広市老人福祉センター設立(緑ヶ丘公園) | |
46. 7. 8 | 第1回帯広市高齢者スポーツ大会開催(緑ヶ丘陸上競技場) | |
47. 4.- | 有沢孝作氏より市内単位クラブへ会旗寄贈始まる | |
49. 1.15 | 市老連広報紙「つるかめ」創刊 | |
49. 4.26 | 第2代会長 諸戸義久氏就任 | |
51. 4. 5 | 第3代会長 松井彦松氏就任 | |
51. 6.- | 帯広市老連会旗意匠決定(図案=大貫政雄氏) | |
52. 5. 8 | 第3回市民植樹祭から市老連毎年参加(帯広の森) | |
53. 6.23 | 第4代会長 棚瀬善一氏就任(前会長逝去により臨時総会開催) | |
53. 9.23~25 | 第1回「生きがい広場」開催(藤丸デパート屋上) | |
54. 7.15 | 第9回帯広市高齢者スポーツ大会より会場がグリーンパークとなる | |
57. 1.26~27 | 第1回単位老人クラブ指導者並びに女性会員研修会(筒井温泉) | |
61.4.25 | 道老連福祉基金造成委員会創設(市老連会員1人1日1円拠出運動3カ年) | |
61.10.1 | 帯広市総合福祉センター落成 | |
62. 8. 1 | 広報第20号より「生きがい」と改称 | |
63.10.29 | 第1回市老連「芸能チャリティーショー」開催 | |
元. 2. 4 | 市老連女声合唱団コーロアミーチ発足 |
平成 | 2.12.20 | 有沢孝作氏より市老連会旗寄贈 |
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3. 9.5~ 6 | 第28回全道老人クラブ大会帯広市開催(市民文化ホール) | |
3.10.8~ 9 | 第20回全国老人クラブ大会(福井市)にて帯広市老連団体賞受賞 | |
4. 8.27~28 | 全道老人クラブ女性リーダー研修会開催(十勝川温泉) | |
4.10. 5 | 市老連第1回パークゴルフ大会開催(幕別町サーモン、つつじコース) | |
5.2. 8 | 市老連女性部発足(各地区推進員2名、各単位クラブ連絡員2名選出) | |
6.10. 8 | 市老連創立30周年記念式・祝賀会(迎賓閣) | |
6.12. 8~ 9 | 第1回友愛訪問活動研修会開催(然別湖ホテル福原) | |
7.11.16~17 | 釧路市老連との交流会 | |
9. 4.25 | 第5代会長 河合寿美江氏就任、市老連友愛活動委員会設置 | |
9. 1.30~31 | 十勝町村老連との交流会再開(昭和60~63年に実施) | |
10. 9.17~18 | 第35回全道老人クラブ大会帯広市開催(市民文化ホール) | |
12. 4.21 | 第6代会長 高木繁雄氏就任 | |
13. 4.20 | 第7代会長 長谷部謙造氏就任 | |
13. 7.19 | 市長との「ふれあいトーク」開催(以降毎年実施) | |
15 4.18 | 市老連女性部廃部 | |
16. 2.23 | 第1回全道老連交通安全推進大会にて表彰状受賞 | |
16. 4.- | 「地区見直し」「事務事業検討」2特別委員会設立 | |
16.11.26 | 市老連創立40周年記念式・祝賀会(寿御苑) | |
18. 4.1 | 事務局、社会福祉協議会に移管 | |
18. 9.14~15 | 第43回全道老人クラブ大会帯広市開催(市民文化ホール) | |
18.10.- | 規約・規程等改正特別委員会設立 | |
19.4.25 | 委員会規定の改正により、総務委員会・福祉委員会・研修委員会・健康委員会・ 友愛委員会の5委員会となる | |
22.4.28 | 第8代会長 安達愛子氏就任 | |
23.4.26 | 第9代会長 鈴木敏市氏就任 | |
26.11.28 | 市老連創立50周年記念式典・祝賀会(とかち館) |
令和 | 元.5.10 | 市老連パークゴルフ大会廃止 |
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2. 4.30 | 市老連芸能発表会廃止 | |
3. 4.27 | 友愛チャリティーショー廃止 | |
5. 4.26 | 第10代会長 小野寺正次氏就任 | |
5. 4.26 | 委員会規定の改正により、総務委員会、福祉・研修委員会、健康委員会、友愛委員会の4委員会となる | |
5. 7.15 | 帯広市高齢者スポーツ大会廃止 |
地区老人クラブ連合会一覧表
(令和5年4月1日現在)
№ | 地区老連名 | クラブ数 | 会員数(人) |
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1 | 川西地区老人クラブ連合会 | 6 | 323 |
2 | 大正地区老人クラブ連合会 | 4 | 251 |
3 | 緑栄地区老人クラブ連合会 | 9 | 319 |
4 | 緑ヶ丘地区老人クラブ連合会 | 7 | 278 |
5 | 大空地区老人クラブ連合会 | 1 | 17 |
6 | 鉄南東地区老人クラブ連合会 | 6 | 116 |
7 | 稲田地区老人クラブ連合会 | 1 | 33 |
8 | 豊成地区老人クラブ連合会 | 5 | 261 |
9 | 西北地区老人クラブ連合会 | 7 | 324 |
10 | 中央北部地区老人クラブ連合会 | 1 | 47 |
11 | 東北地区老人クラブ連合会 | 5 | 108 |
12 | 東地区老人クラブ連合会 | 3 | 76 |
13 | 柏陵地区老人クラブ連合会 | 4 | 109 |
14 | 自由が丘地区老人クラブ連合会 | 8 | 346 |
15 | 鉄南西地区老人クラブ連合会 | 8 | 236 |
16 | 広陽地区老人クラブ連合会 | 8 | 324 |
17 | 西帯広NT地区老人クラブ連合会 | 5 | 243 |
合 計 | 88 | 3,411 |
入会案内
あなたも老人クラブに入会して生きがいをみつけてみませんか!
老人クラブとは
地域社会において、高齢者の生きがいを高め、その生活を健全で豊かなものにするとともに、社会の一員としての役割を果たし、自らの努力で老人福祉の増進を図ることを目的とする自主的組織です。
会員
加入を希望するおおむね60歳以上の人は、誰でも会員になることができます。
組織
活動が円滑に行われるように、地域を範囲として標準約30人の会員によって組織されます。
活動内容
友愛活動
- 健康な高齢者が、ふれあいや援助で在宅の高齢者を訪問する等の友愛活動を行い、豊かな地域社会を創造し老人福祉の向上を図っています。この研修会も毎年2回開催されています。
広報・研修活動
- 年に2回の広報誌「生きがい」を発行し、行事の案内、報告、情報、単位クラブの活動状況などを会員に提供しています。
また、友愛活動の正しいあり方、ケースの処理や接し方など効果的な活動方法についての研修会や、老人クラブの運営と事業推進のための指導者の研修会を開催しています。
地域環境 美化活動
- それぞれの地域で、公園や道路の植樹ますに花の苗を植えこみ、育成・管理を行なっています。
また、地域の清掃なども実施しています。
老人と子供の集い
- 地域の子供たちと一緒に、遊具を作ったり、竹割り、けん玉等の昔の遊びを通じて世代間の交流を図っています。
帯広市老人クラブ連合会の主要事業
※帯広市老人クラブ連合会の主な事業を紹介します。
月 | 事 業 名 | 期 日 |
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4 | 定期総会 | 下旬 |
世代間交流事業開始(~3月) | 通年 | |
5 | 第1回企画調整会 | 中旬 |
第1回理事会 | 下旬 | |
6 | 友愛活動研修会(前期) | 中旬 |
帯広市高齢者スポーツ大会実行委員会及び代表者会議 | 中止 | |
7 | 帯広市高齢者スポーツ大会(帯広市総合体育館) | 中旬 |
8 | ||
9 | 交通安全啓発運動(市内2ヶ所にて街頭啓発) | 中旬 |
帯広市交通事故抑止総決起大会(帯広市) | 中旬 | |
「社会奉仕の日」活動 | 下旬 | |
広報「生きがい」発刊 | 下旬 | |
10 | 第58回全道老人クラブ大会 | 初旬 |
ブロック研修会 | 中旬 | |
11 | 課題別研修会 | 上旬 |
「生きがい広場」 | 中旬 | |
12 | 交通安全教室 | 中旬 |
1 | 第2回理事会 | 中旬 |
2 | 友愛活動研修会(後期) | 中旬 |
3 | 第3回企画調整会 | 中旬 |
第3回理事会 | 下旬 | |
広報「生きがい」発刊 | 下旬 |
帯広市老人クラブ連合会の活動状況
令和5年度 市老連行事
第49回 帯広市高齢者スポーツ大会
帯広市高齢者スポーツ大会は、市老連発足後の初の行事でしたが、会員の健康づくりは、通年行うことが効果があるので、その原点に立ち返り、大会の意義について検討してきた結果、半世紀の歴史ある大会でしたが、令和5年度の大会をもって幕を閉じることとなりました。
最後の大会ですので、会員が通年を通した健康づくりにつながる種目を体験できる内容とし、全国ラジオ体操連盟や北海道ディスコン協会などの団体から、協力をいただいて盛会な大会として 最後を飾りました。
第45回 生きがい広場
令和5年度は、11月30日から12月1日の2日間を開催しました。
今年度は、令和2年度から休止していた即売コーナーを再開したこともあり、昨年比の約3倍の入場数となりました。 また、作品については、毎回力作ぞろいのため、入場者の関心度も高く、幅広く認知された行事として、定着しております。
友愛活動研修会(前期)
6月20日に前期研修会を開催しました。
今回の研修会は、友愛訪問活動の向上を行うための講演と友愛訪問活動の負担軽減のために改正した内容を分科会において、意見交換を兼ねて開催しました。分科会では、コロナ禍における活動上の課題と今後の活動展開など、幅広く意見交換ができた有意義な研修会となりました。
課題別研修会
老人クラブ会員自身が認知症について正しく理解することで、共に助け、支え合える共助の地域づくり活動に役立てることを目的に、11月1日に課題別研修会を開催しました。
テーマは、認知症の人とその家族を見守る応援者として、認知症サポーター養成講座としました。
認知症に関する研修は、参加者も幾度も参加されておりますが、認知症に関しては奥深い内容であり、高齢者にとっては、関心の高いテーマだけに真剣なまなざしで聞き入る方々が多い状況でした。 養成講座のあとには、認知症予防の一環として、ICT認知症予防ゲームの体験会を実施しました。
ブロック研修会(スマホセミナー)
スマート社会においては、だれもが新しい機能やサービスを容易に利用し、ICT(情報通信技術)機器の恩恵を受けることができる時代の中で、スマートフォンへの関心をもってもらうため、10月から11月にかけて全4回のスマホセミナーを開催し、関心度を高める効果となりました。
交通安全教室
冬季の雪道の交通事故防止を目的に毎年、12月に開催しており、今回は楽しく学べるよう寸劇を兼ねた内容としました。 また、特殊詐欺についても高齢者が被害となるケースが目立つことから、本教室のテーマとしました。
クイズ形式の問題など参加型研修会により、参加者から役に立ったとの感想が多い研修となりました。
単位老人クラブ活動
西帯広ニュータウン実年会
地域で健康づくりに関心のある住民の受け皿として、令和3年7月から「ニュータウン健康サロン」を設立しました。写真は、ストレッチ体操をしているところです。
常盤なかよし会
毎年5月から11月の間にウォーキングとごみ拾いを兼ねた「歩こう会」を月1回実施しています。歩こう会は、会員からの発案によるもので、毎回10数名の参加で環境美化に取り組んでいます。
お問い合わせ先
地域福祉課(帯広市老人クラブ連合会)
- 電話:0155-21-2010